SEOスイートなしでGEOとAEOの進捗を追跡するには、無料のGoogle Search Consoleとプログラム可能なSERP APIを組み合わせます。GSCはどのクエリですでにクリックと表示回数を得ているかを示し、SERP APIは対象クエリで自分のページが実際に表示されているか、そしてどのPeople Also Askの質問がその周りにあるかを示します。これで生成系・回答エンジン最適化において重要な2つ、ページ上の順位と質問のカバー範囲が、月100〜500ドルではなく数千回のAPI呼び出しのコストでまかなえます。
r/Agentic_SEOのある創業者は、まさにこの構成を組みました。小さなネイティブMacアプリ(macmdviewer)と約25本のブログ記事を用意し、SEO/GEOの運用全体をClaude Codeのエージェントで回しました。Ahrefsなし、Semrushなし、Surferなしです。彼が報告したSearch Consoleの数値はこうです。3月(半月)でクリック約35、表示約2,700。4月でクリック69、表示約3,600。5月でクリック239、表示約9,400。6月の最初の20日でクリック約1,100、表示約60,000。複利的な伸びは8週目あたりで始まったとのことです。これはOPが報告した数値であり、Scavioのデータではありませんが、大事なのはその形です。横ばいが続いてから跳ね上がる曲線で、初日から正しいシグナルを見ていなければ気づけません。
GSCが無料で提供するもの
Search Consoleは、誰もこれより良い版を売れない地に足のついた真実です。実際の表示回数、クリック、平均順位、そしてGoogleがあなたを一致させた正確なクエリ文字列が得られます。AEOにとってこれは金脈です。回答エンジンが好む長い質問形式のクエリ(「macでmarkdownファイルを開く方法」)は、どこよりも先にここに現れるからです。パフォーマンスレポートを「方法」「何」「なぜ」「できる」を含むクエリで絞り込めば、回答エンジン向けの対象リストが実需からそのまま手に入ります。
SERP APIが加えるもの
GSCは競合に対してページ上のどこにいるかは教えてくれず、回答エンジンのトピックを定義するPeople Also Askブロックや関連検索も見せてくれません。SERP APIがその穴を埋めます。ScavioのGoogleエンドポイントとlight_request: falseなら、1回の呼び出しでオーガニック結果、knowledge graph、people_also_ask、related_searchesが返り、コストは2クレジットです。
import requests
resp = requests.post(
"https://api.scavio.dev/api/v1/google",
headers={"Authorization": "Bearer YOUR_API_KEY"},
json={"query": "how to open a markdown file on mac", "light_request": False},
)
data = resp.json()
organic = data.get("organic", [])
mine = next((r for r in organic if "macmdviewer" in r.get("link", "")), None)
print("my rank:", organic.index(mine) + 1 if mine else "not on page 1")
for paa in data.get("people_also_ask", []):
print("PAA:", paa.get("question"))
for rel in data.get("related_searches", []):
print("related:", rel.get("query"))これを対象クエリに対して定期実行すれば、順位トラッカーとPAAカバレッジマップが手に入ります。People Also Askの質問のうち3つが自分のページで答えていないものなら、それが次に書くべきセクションです。対象クエリを入力し、欠けている質問を出力するこのループが、実践的なAEOの大部分です。
先行指標としてのReddit
特にGEOでは、Redditのスレッドはトピックが検索で安定する前に表面化させる傾向があります。Scavioの/api/v1/reddit/searchを使えば、自分のニッチで人々が尋ねている質問を観察し、回答ページを早めに書けます。クエリ量が来るころにはすでにインデックスされている状態です。予測ではなく方向性のシグナルとして扱ってください。
これがカバーしないことに正直であれ
このスタックが確認するのはSERPでの表示とPAAのカバレッジです。GoogleのAI Overviewsがあなたを引用しているかは追跡せず、ScavioはAI Overviewのデータを返しません。そこは期待しないでください。バックリンクグラフやキーワード難易度スコアも得られません。ここが有料スイートが依然として勝つ実際の境界線です。AhrefsとSemrushは、何年もとクロール群を要したバックリンクのインデックスと過去のキーワードデータベースの上に成り立っています。競合に誰がリンクしているかを見たい、あるいは難易度の推定や複数年の検索量トレンドが欲しいなら、スイートにお金を払いましょう。GSCとSERP APIではそれを再構築できません。
「自分のクエリで順位がつくか、その周りの質問に答えているか」をおもに知りたい小規模サイトなら、無料+APIのスタックで十分です。それが半月35クリックを3か月で1,100に変えたものです。Scavioの無料枠は50クレジット、従量課金は1クレジット0.005ドル、Projectは月30ドルで7,000クレジット。SERPチェックなら相当な回数になります。まずGSCの上位クエリをエクスポートし、毎週Googleエンドポイントに通して、欠けている質問に向けて書きましょう。